トラブルになりやすい?
共有名義の不動産
兄弟間の共有持分トラブルについて
相続割合に納得いかず仕方なく共有になった、
全く話し合いが出来ず相続登録ができない、など
そのまま放置すると…共有持分トラブルに!
親の生前は仲良かった兄弟も不動産相続で
トラブルとなる傾向があります。
特に共有名義物件の相続は、
権利関係が複雑なことから特に注意が必要です。
家族や親族の住まいを
相続してトラブルになるケース
- 不動産を売却したい!でも
共有者の同意を得られず「売りたくても売れない!」 - 弟が持分比率以上の権利を要求してきた!
- 共同で相続した実家の売り値をめぐって揉め事に!
- 共有名義不動産を姉たち勝手に売りに出した!
- 共有者の兄が実家の売却に突然反対しだした!
共有名義物件とは
共有名義物件とは1つの不動産を
複数人で共有している物件のことです。
例えば次のようなケースになります。
- 夫婦共有名義で購入した自宅
- 法定相続分の共有で相続した不動産
共有名義の物件は各共有者の
持分割合が決まっていて、
登記簿を取得することで確認できます。
共有名義の持分割合は、
必ずしも等分ではありません。
1.共有名義物件の問題点
共有名義物件は持分割合が決まっているものの、使用するにあたっての権利は平等です。例えば。兄が90/100、弟が10/100という持分割合だったとしても、弟はその不動産全体を使用することができます。
ところが一方で、不動産がアパートで家賃収入が発生するような場合は、家賃の取り分は持分割合に従うことになるので、弟の取り分がとても少なくなります。
2.共有名義物件を相続する際の問題点
不動産は、分けて相続することが難しいのが現状です。
共有名義の場合、次のような制限がかかってきます。
- 管理行為 … 各共有者ができます
- 変更行為 … 共有者持分の過半数の同意が必要
- 処分行為 … 共有者全員の同意が必要
この中でもっとも大変なのが処分行為です。
処分行為とはすなわち不動産の売却のことで、不動産を共有している場合はたとえ持分割合がわずかだとしても、共有名義人全員の同意が必要になります。
3. 一般的な共有不動産の解消方法
- 共有物を分割する
分筆して物理的に分ける・不動産を売って現金で分ける方法があります。
ただし、共有者全員の同意が必要です。 - 相手の持ち分を買い取る
相手が売却に合意すれば代金を支払い買い取ることができます。
ただし、相手が売却に合意しない限り買い取りできません。 - 自分の持ち分を相手に売る
ご自身の共有持ち分を売却する方法です。
他の持ち分者が買い取ってくれるのであれば、適正な価格で買い取りを依頼しましょう。
それでも解決しない場合は
解決法1
弁護士など
専門家に相談する
メリット
- 共有持分にすることを回避し相場価格で売却できる
- 共有者から資料を受け取ることができる
デメリット
- 時間がかかる
- 専門家に対する費用がかかる
- 賃料を受け取った場合でも、自身の死亡の場合は子供や孫に複雑な話を継承することになる
解決法2
共有持分のみ
売却する
メリット
- 現金化が早い
- 共有持分トラブルや固定資産税の支払いから
逃れられる - 子供や孫にややこしい話を受け継がせない
デメリット
- 所有権100%で売却する持分より安価になる
共有持分トラブルご相談の流れ
1. お問い合わせ
電話やメールにて売却を検討している
共有名義不動産の状況をお聞かせください。
2.無料査定
共有持分で売却希望の不動産を無料査定いたします。
3.ご契約
買取り金額を提示させていただきます。
金額にご納得いただきましたら、ご契約となります。
4.決済
ご契約後、決済を行います。
契約、決済は同時も可能です。
通常買取りは1週間、書類持参買取りは1日で可能です。
ご相談・お問い合わせは
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